夏になると自動製氷機の氷の出来る速度が遅くなり、貯氷ケースのストックが増えなくて困ることありませんか?
これは、外気の温度が高くなると冷蔵庫の周辺温度も上がるため、冷却能力が低下してしまうことで製氷に時間がかかってしまうからなんです。
そのため、頻繁に氷を使ってしまうと貯氷ケースの氷が溜まらなくなってしまうということです。
夏は氷が足りない? 対策はこれだ!ロックアイス氷を作る簡単な方法を解説!
夏は冷たい飲み物を飲む機会が増え、氷も多く使います。
冷蔵庫の自動製氷機の氷だけでは間に合わなくなるため、別に製氷皿で氷を作ってストックを増やしたりします。
でも、どうせ作るのならロックアイスのような氷を作ってはいかかでしょうか。
ロックアイスの氷は、形も大きさもバラバラで、なぜか飲み物に入れると水さえも美味しく見えますよね。
そんなロックアイスの氷を、家でも手軽に作れる方法をお伝えします。
用意するもの
まず、用意するものとして、水、タッパー、フリーザーバック、アイスピックです。
それぞれ説明します。
水
水は水道水でいいですが、『美味しい氷で飲み物を飲みたい』とこだわりがあればミネラルウォーターを凍らせてもいいです。
注意点としては、どちらもフレッシュな状態の水を凍らせましょう。
水道水もミネラルウォーターも時間の経過とともに細菌が繁殖してきます。
蛇口から直ぐに出た水、ペットボトルの封を開けたばかりの水を使いましょう。
<水道水>
水道水には、1リットルあたり0.1mg以上の残留塩素を保持することを厚生労働省より義務付けられています。その理由は水道水の細菌の繁殖を抑えるためです。冷蔵庫にストックして置いた水は時間の経過とともに塩素の効果もなくなり細菌が少しずつ繁殖し始めます。蛇口から直ぐに出た水で氷を作りましょう。
<ミネラルウォーター>
ミネラルウォーターにはもともと残留塩素は含まれていません。開封後は3日以内に飲み切りましょうと言われているので、たとえ冷凍する場合でも早めに使用しましょう。できれば開封後直ぐの水を使いましょう。
フリーザーバック
フリーザーバックは、(L)や(大)の大きめのサイズを2枚用意します。
タッパー
凍らせた氷をフリーザーバックに入れるので、フリーザーバックに入る大きさのタッパーを用意します。
タッパーは冷凍しても割れない耐冷温度-20℃のものを使いましょう。
100円均一などで購入出来ます。
また、食品の匂いの付いたタッパーでは、せっかく作った氷に匂いが移ってしまいます。タッパーは匂いの無いものを用意しましょう。
アイスピック
アイスピックは出来た氷の塊を割るために使います。
常備していない家も多いかと思いますが、1つあれば何かと重宝するので、この機会に購入してみてはいかがでしょうか。
保管する時突起が危ないので、フタ付きがお勧めです。
ロックアイスの作り方
①タッパーに水を入れ冷凍庫で凍らせます。
②完全に凍ったら、フリーザーバックに①で出来た氷の塊を入れます。
※タッパーをひっくり返し、裏からお湯を当てると氷がコロッと出てきます。
③まな板の上などに②の氷を袋ごと置き、上からアイスピックで好みの大きさまで砕きます。アイスピックで手を刺さないように気を付けて下さい。
④好みの大きさになったら、残りの1枚のフリーザーバックに③の氷を袋ごと入れ冷凍庫に保存します。
氷を袋に入れて上からアイスピックで刺すと、とても砕きやすくなります。フリーザーバックに穴が開いてしまいますが、次にアイスピックで砕く時に穴の開いたフリーザーバックを再利用しましょう。ある程度使ったら新しいフリーザーバックと交換しましょう。
氷を取り出したタッパーに再度水を入れ②の手順でいつでもロックアイスが作れます。
たくさん使うのであればタッパー2個に水を入れておけばたくさんできます。
これで、自動製氷機の氷だけでは間に合わないことはなくなります。
まとめ
夏場は冷蔵庫の冷却能力の低下で製氷に時間がかかり、氷のストックが増えません。
ストックを増やすため製氷皿で氷を別に作るのなら、ロックアイスのような氷を作ってはいかがでしょうかと、作り方をお伝えしました。
用意するものは、水、タッパー、フリーザーバック、アイスピックです。
簡単なので是非作ってみて下さい。
見た目も涼しい飲み物を飲んで、この暑い夏を乗り切りましょう!