鶏肉は料理によく使う食材ですが、その中でもささみは、低脂肪で高たんぱく質なこともあり人気な食材です。
でも、鶏ささみにはちょっと面倒な筋が入っているんです。
白い筋、これ、取っていますか?
結構太くて、しかも硬いんです。
なんだか足のアキレス腱みたいな感じで、俗にスジといいますが、あれ、実は神経なんですよ。
一応食べられますが、食べると硬い触感でちょっと苦手かも・・と思う人は多いかも知れません。
なので筋を取る人は多いと思います。
しかしこの筋、取るとなると結構大変なんです。
身にしっかりくっついていて、しかもヌルヌルしているので簡単には取れません。
上手な人は包丁で取ったり、はたまた割りばしで取ったりするみたいなんですが、筆者はまったく取れませんでした。
以前、100均のキッチン売り場で、小骨を取るような大きな毛抜きが売っていたので、「これは筋取りに使えるかも」と思い購入して試してみました。
しかし思った以上に筋はヌルヌルしていて、毛抜きでは掴みにくいため役には立ちませんでした。
どうにか筋を簡単に取る方法はないものかといろいろ考えた末、ほとんどの家庭のキッチンに置いてある、アレを使うことで結構簡単に取れちゃうんです。
その取り方を今からお伝えします。
キッチンにあるアレとは?
それがこちら。
おろし器です。
ほとんどの家庭のキッチンに置いてありますよね。
画像のおろし器は100均の商品です。
この突起あるギザギザしている穴が役に立つんです。
それでは、このおろし器でささみの筋をどのように取るのでしょうか。
ささみ筋の簡単な取り方
ささみ筋の簡単な取り方を説明します。
このギザギザしている面の穴から、筋の先っちょをチョロっと出します。
そして、チョロっと出ている筋の先っちょを指で掴みます。
筋はヌルヌルしているので、キッチンペーパーを使うとしっかりと掴めます。
掴んだら筋を引っ張り出します。
<注意>
鶏肉の温度が低いと身が硬くなっているので、筋を引っ張る時少し力が必要な場合もあります。
引っ張るとニョロニョロっと出てきます。
この時、穴の周りのギザギザな突起に、身がしっかりと固定されるので引っ張ってもささみは動きません。
おろし器の穴の大きさも丁度よく、筋を引っ張ってもほとんど筋だけが穴を通って出てくるんです。
けっこう長いですよね!
どうでしょうか!
筋に少し身が付いているくらいで、キレイに簡単に筋が取れました!
筆者はささみを1回の料理で10本くらい使うのですが、この取り方だとあっという間に硬い筋を取ることができます。
ぜひやってみて下さいね。