Anker Soundsync Bluetoothレシーバー
2019年 5月30日 発売。
Bluetooth機能のない機器に接続すれば、スマホで再生する音楽が聴ける、まさに画期的な製品である。
Anker Soundsync Bluetoothレシーバーは、ヘッドフォン, スピーカー, 自動車、ハンズフリー通話が可能と記載されているが、この他にも外部から音楽が流せるAUX端子があれば、電子ピアノやアンプに接続し音楽を聴くことが出来る。
かなり以前のこと、音楽を聴く手段としてミニコンポで音楽を再生して聴いていたが、スマホを手にしてからはBluetoothイヤホンやヘッドホンで聴くことが多くなり、Bluetooth非塔載であったミニコンポは出番がなくなり、いつしかクローゼット奥へしまい込んでしまった。
ここ最近、車でBluetoothで音楽を聴きたいと思い、ネットで検索していたら目に留まったものがあった。
それがこちら。
Bluetooth非搭載のオーディオでも音楽を再生することが出来るということである。
この製品をミニコンポに接続してスマホとペアリングすれば、スマホで再生した音楽をミニコンポから聴くことが可能になるということだ。
しかも、車のカーナビに付いているAUX端子にこの製品を接続すれば、車でもBluetoothを使い音楽が聴けるという、一石二鳥ともなる『Anker Soundsync Bluetoothレシーバー 』なのである。
即、購入。
さっそくミニにコンポに接続してスマホとペアリングし音楽を再生。
スマホで再生した音楽がスピーカーから聴こえ、そして音質もいい。
まさかこのミニコンポで、また音楽を聴くことができるとは思ってもいなかった。
かなり前、どこの製品だかも忘れたが、トランスミッター&レシーバーの製品を購入したが、思ったような結果を得られなかった残念なことがあったのだが、この製品は期待以上だった。
そんな期待以上であったこの製品、もう少し詳しくお伝えします。
Anker Soundsync Bluetoothレシーバー
化粧箱
まずは化粧箱からご覧ください。
『密封』『キズや汚れ防止』『見栄え』などの意味合いから、しっかりとシュリンク包装されています。
幅(7.1cm)× 奥行(3.8cm)× 高さ(11.0cm)
※素人測りのため多少の誤差あり
同、Anker製品のイヤホンケースなどの化粧箱に比べるとかなり薄い厚紙だが、それでも強く押しても潰れない程しっかりとした厚紙で、化粧箱のデザインも力を抜かない感じが、さすがAnker製品です。
パッケージ内容
パッケージ内容は化粧箱を含め全部で7点。
① | 化粧箱 |
② | Anker Soundsync Bluetoothレシーバー本体 |
③ | AUXケーブル (3.5mm) |
④ | マイクロ USB ケーブル |
⑤ | オーディオアダプター(3.5mm) |
⑥ | 取扱説明書 |
⑦ | 注意事項説明書 |
外観
カラーはブラックのみ。
サイズは、約50 × 29 × 10mm。
見た目はマット調で、持つとプラスチックと感じるカサカサした音がある。
約12.2gと軽いが、手のひらに置くと少し重みも感じる。イヤホン2個の重さが平均約10gちょっとなので、それよりも重いくらいである。
大きさでは、Liberty 4 NCと比較してみるとわかる通り1/2程度の大きさである。
操作方法
電源ボタン(多機能ボタン)
画像の正面のボタンが電源ボタンとなっている。
2秒以上押すと電源が入る。
電源が入るとわかるように、ステータスバーとなるものが電源ボタン右側にあり、ブルーのライトが点灯する。
ステータスバーは電源が入ると点灯する以外には、ペアリングモードや着信時にブルーに点滅し、電池残量が少なくなってきた場合は赤の点滅で表示される。
また、電源ボタンは多機能ボタンでもあり、他、様々な機能を使うことが出来る。
再生/一時停止 |
着信受け/通話終了 |
着信拒否 |
2回押すとペアリングモードが有効になる。 |
電源をBluetoothレシーバーとスマホの間で切り替える |
音量ボタン
正面右側に付いている⊖と⊕が音量ボタンである。
しかしこのボタン、ただ音量を上げた下げたりするだけではない。
⊖ボタンは1秒押すと曲戻し、2秒押すとマイクがミュートに出来る。
⊕では1秒押すと曲送りが出来る。
そして、⊖左にある穴がマイクとなっており、相手の声はスピーカーから聞こえ通話が出来る。
車に付けた場合など、ハンズフリーで会話が出来る。
ケーブル
AUX(3.5mm)
左側の穴がAUXのジャック。
付属のAUX端子は、長さ60cmのケーブルタイプと長さ2.3cmのオーディオアダプタータイプの2種類ある。
オーディオアダプターは使い勝手がいい。
ミニコンポに接続しても、ケーブルがないのでわずらわしさがなくスッキリとしている。
出っ張りとなるが、見た目的な大きさにも支障はない。
マイクロ USB ケーブル
中央にType-Bを差し込むレセプタクルが付いている。
同梱されているマイクロ USBケーブルで充電する。
充電時間は約2時間で、12時間近く再生出来る。
充電しながら音楽を聴くことが可能である。
用途
AUX端子のある、ヘッドフォン, スピーカー, 自動車、ハンズフリー通話、電子ピアノ、アンプなど、幅広く使うことが出来る。
他の使い方として、スマホで有線イヤホンを使用している場合、優先イヤホンとBluetoothレシーバーを接続すればスマホが単体で持ち歩けるようになる。スマホから出るコードがなくなるのでわずらわしさからも解放される。
Bluetoothレシーバーは小さく軽量なので、シャツの胸ポケットやズボンのポケットに入れておけば移動時も楽に感じる。
製品仕様
サイズ | 約50 × 29 × 10mm |
重さ | 約12.2g |
再生時間 | 約12時間 |
充電時間 | 約2時間 |
Bluetoothプロファイル | HFP v1.6 / A2DP v1.2 / AVRCP V1.4 |
Bluetooth規格 | Bluetooth V5.0 |
Bluetooth動作範囲 | 9m |
バッテリー容量 | 180mAh |
電源 | USB ケーブル |
電池 | リチウムポリマー |
使用製品 | ヘッドフォン, スピーカー, 自動車, ハンズフリー通話 |
製品型番 | A3352011 (ブラック) |
Bluetooth接続台数 | 最大2台まで同時接続 ※複数の音源を1度に再生は不可 |
デメリット
メリットの多い製品だが、デメリットと感じるところもある。
電源ボタンのオンとオフは毎回手動で行わないとならない。
Anker Soundsync Bluetoothレシーバーの電源を切り忘れ、その間電話などが入るとスマホではなく向こうの方に置いてあるミニコンポのスピーカーから声がし、慌ててペアリングを解除したり電源を切ったりする必要がある。
一度設定をしてしまえば次からは電源操作だけのことなので、自分が気を付ければいいことでもあるが、自動でペアリングになる機器に慣れてしまうと少し面倒に感じてしまう。
まとめ
今回は、非常に便利な『Anker Soundsync Bluetoothレシーバー』についてレビューしました。
技術の急速な発展で出来なかったことが出来るようになる。
2千円台前半の価格のレシーバーで、『聴けなかった音楽が聴けるようになる』
本当にすごいと思います。
家にBluetooth接続非対応の音楽プレイヤーがあれば、是非使ってみて下さい。
大活躍してくれると思います。
それでは、また次のレビューで。
最後までありがとうございました。